シングルマザーの彼女の家にお泊まり|子どもがいる家での過ごし方と注意点
シングルマザーの彼女とお付き合いをしていると、いつか訪れるのが「彼女の家に初めて泊まる」というタイミングです。
普通の恋愛のお泊まりデートとは、少し勝手が違います。そこには子どもがいて、彼女の生活があって、自分は「お客さん」として足を踏み入れることになるからです。
この記事では、私ゆっぴーが実際に経験した「初めてのお泊まり」のリアルな体験をもとに、子どものいる家での過ごし方や気をつけたいことをお伝えします。これから初めてのお泊まりを控えている方の、少しでも参考になればうれしいです。
初めてのお泊まりで、なぜこんなに緊張するのか
正直に告白すると、私は初めて彼女の家に泊まったとき、正座して座っていました。
今思い出すと笑ってしまうのですが、当時は本気でした。自分の居場所も、どう振る舞えばいいのかも、まったく分からなかったのです。
普通のお泊まりなら、ソファに寛いだり、彼女の隣に自然に座ったりできますよね。でもシングルマザーの彼女の家は違います。そこには子どもがいて、その子にとって私は「知らない人が家にいる」という存在でした。子どももきっと、そのことに気づいていたと思います。
緊張の正体を振り返ると、だいたい次の3つに分けられます。
ひとつめは、物理的な居場所の緊張です。どこに座ればいいのか、どこまで踏み込んでいいのかが分からず、結果として正座という「最も無難な姿勢」に落ち着いてしまうわけです。
ふたつめは、子どもとの距離の緊張です。何を話せばいいのか分からない。かといって無視するわけにもいかない。子どもの方もこちらを警戒している。この双方向のぎこちなさは、独身女性とのお付き合いにはない、独特のものです。
みっつめは、自分の役割の曖昧さです。自分はお客さんなのか、それとも家族側に立つべきなのか。この立ち位置が定まらないと、一晩じゅう落ち着かない気持ちになります。
でも、安心してください。この緊張は、誰もが最初に通る道です。むしろ緊張しているということは、それだけ彼女と子どもの生活を大切に思っている証拠なのだと思います。
事前に彼女と決めておきたいこと
正直に言うと、私は初めてのお泊まりのとき、特に何も決めずに当日を迎えてしまいました。
流れでそうなった、というのが本当のところです。多くの方も、きっちり事前に打ち合わせをしてからお泊まりする、というよりは、自然な流れで初めての夜を迎えるのではないでしょうか。
ただ、振り返ってみると「これだけは事前に彼女とすり合わせておくと、お互い安心だったな」と思うポイントがいくつかあります。
特に決めておくとよいのが、子どもへの紹介の仕方です。子どもに自分をどう伝えるか——「ママの友達」なのか、もう少し踏み込んだ関係として伝えるのか。ここは子どもの年齢や性格、彼女の考え方によって大きく変わる部分なので、彼女に主導してもらうのが一番です。勝手に自分から名乗るのではなく、彼女がどう紹介したいかを尊重しましょう。
もうひとつは、寝る場所です。子どもと同じ部屋なのか、別室なのか。当日になって慌てないよう、さりげなく確認しておくと安心です。
事前にがっちり決める必要はありません。ただ、この2つだけは頭の片隅に置いておくと、当日バタつかずに済むと思います。
そもそもシングルマザーの彼女とどう向き合うか、という土台の考え方については、「シングルマザーの彼女を支えるのではなく、一緒に育てていくという考え方」でも詳しくお話ししています。あわせて読んでみてください。
子どもへの接し方・距離感が、いちばん大切
この記事を読んでくださっている方が、一番知りたいのはここではないでしょうか。子どもとどう接すればいいのか、という問題です。
私の彼女の子どもは、人見知りな子でした。だから私は、最初から無理に話しかけることはしませんでした。彼女越しに、そっと様子を見ることから始めたのです。
これは結果的に正解でした。人見知りの子に、いきなり大人がぐいぐい距離を詰めると、子どもは余計に心を閉ざしてしまいます。焦らず、子どもの警戒が自然に解けるのを待つ。その間は彼女を介してコミュニケーションを取る。これがよかったのだと思います。
そして、心を開いてくれたきっかけは、その子が大好きだった「新幹線」の話でした。
子どもは、自分の大好きなものの話になると、人見知りも忘れて夢中になります。新幹線の話をきっかけに、その子は少しずつ私に話しかけてくれるようになりました。
ここから学んだのは、子どもの「好き」に寄り添うことの大切さです。こちらの都合で距離を縮めようとするのではなく、子どもが何を好きなのかを知り、その世界に一緒に乗っかっていく。そうすれば、子どもの方から心を開いてくれます。
もしお相手のお子さんが人見知りだったとしても、焦る必要はまったくありません。まずは彼女越しに様子を見て、その子の「好き」を見つけることから始めてみてください。
ちなみに、こうして少しずつ距離が縮まっていったその子と、後日初めて2人きりで外出したときの話は「シングルマザーの子どもと初めて2人で外出した話」にまとめています。距離が縮まった先にどんな関係になっていくのか、あわせて読んでみてください。
そして、この「子どもとの距離感」については、その後の同棲生活を通してさらに深く実感したことがありました。詳しくは「シングルマザーと同棲してわかった、子どもとの距離感の正解」にまとめていますので、こちらも読んでみてください。
翌朝の過ごし方と、印象づくり
意外と見落とされがちですが、お泊まりで印象を左右するのは、実は「翌朝」だったりします。
私が翌朝に意識したのは、朝ごはんを一緒に食べることでした。前の晩がどれだけぎこちなくても、朝の食卓を家族と一緒に囲むことで、少しずつ「その場に馴染んでいる感覚」が生まれてきます。子どもにとっても、朝ごはんを一緒に食べる相手は、だんだん「見慣れた存在」になっていきます。
そしてもうひとつ大切にしているのが、「ダラダラしすぎないこと」です。
自分の家ではないのですから、翌朝いつまでも布団でゴロゴロしているのは避けたいところです。彼女は母親として、朝から子どものために動いています。その隣で自分だけ寛いでいるのは、やはり印象がよくありません。
早めに起きて、できる範囲で手伝いをする。子どもに自然に「おはよう」と声をかける。こうした小さな振る舞いの積み重ねが、彼女にも子どもにも「この人がいると気持ちがいいな」という印象を残していくのだと思います。
やってはいけないNG行動
最後に、体験から感じた「これはやめておいた方がいい」ということをお伝えします。
いちばんは、やはり翌朝ダラダラと過ごしすぎることです。前の項目でもお伝えしましたが、これは本当に印象を左右します。
実は私、一人暮らしが長かったんです。だから正直なところ、これまで「人の目」をあまり気にせず生きてきました。自分のペースで、自分の好きなように過ごすのが当たり前でした。
でも、子どものいる家に泊まるようになってから、その意識は大きく変わりました。子どもは、大人のことをよく見ています。だらしない大人の姿を見せたくない。むしろ、子どもの見本になれるような大人でありたい。そう思うようになったのです。
だから今は、翌朝はきちんと起きて、身だしなみを整えて、子どもの前では背筋を伸ばすように心がけています。まだまだ完璧にはできませんが、見本になれるように頑張っている最中です。
他にも、子どもの前で彼女とベタベタしすぎないこと、家のものに勝手に触らないことなど、細かな配慮はいろいろあります。でも根っこにあるのは「この家の生活と、子どもの気持ちを尊重する」という一点なのだと思います。
まとめ
シングルマザーの彼女との初めてのお泊まりは、緊張の連続です。正座してしまうくらい、居場所が分からなくて当たり前なのです。
でも、焦らなくて大丈夫です。子どもとは彼女越しに様子を見ることから始め、その子の「好き」に寄り添っていけば、きっと少しずつ心を開いてくれます。翌朝はダラダラせず、子どもの見本になれるような自分を目指す。それだけで、彼女にも子どもにも良い印象を残せるはずです。
お泊まりを重ねていくと、次に見えてくるのが「同棲」という選択肢です。私自身が同棲に踏み切るまでに不安だったこと・やってよかったことは、「シングルマザーの彼女と同棲するまでの話【不安だったこと・やってよかったこと】」にまとめていますので、あわせて読んでみてください。
大切なのは、テクニックよりも「この家族を大切にしたい」という気持ちです。その気持ちさえあれば、初めてのお泊まりも、きっと温かい思い出になりますよ。
シングルマザーの彼女とのお付き合いで私が大切にしてきたことは、「シングルマザーと付き合う男性へ伝えたいこと【総まとめ】」に総まとめとしてまとめています。よければこちらもご覧ください。
シングルマザーの彼女と付き合う中で僕が感じてきたことは、こちらの総まとめ記事にすべて書いています。よければ読んでみてください。
あわせて読みたい
この記事を書いた人
「ゆっぴー」と申します。シングルマザーの彼女と、その子どもと3人で暮らしている30代の会社員です。同じ立場だからこそ分かる悩みや気づきを、正直な体験談として発信しています。
詳しいプロフィールはこちら → ゆっぴーについて