シングルマザーの彼女との結婚、お金の不安とどう向き合った?貯金が残せない僕が家計を立て直した話
シングルマザーの彼女との結婚を考え始めたとき、正直いちばん引っかかったのは「お金」でした。
好きだから一緒になりたい。その気持ちに嘘はない。でも頭のどこかで、「子どもを含めて3人分の生活を、自分は本当に支えていけるのか?」という不安が、ずっと消えなかったんです。
この記事では、その不安と正面から向き合って、僕が実際にやったこと・考えたことを正直に書きます。きれいごとじゃなく、情けなかった部分も含めて書くので、「シングルマザーの彼女との将来、お金が不安で動けない」という人に、同じ立場の人間の本音として届いたら嬉しいです。
正直に言う。普通の恋愛より、お金はかかると思う
最初に、逃げずに書いておきます。
シングルマザーの彼女との将来は、独身同士の恋愛より、お金がかかります。子どもがいるぶん、その子の生活費も教育費もかかる。これは事実で、「気の持ちようだ」なんて言うつもりはありません。
ネットで「シングルマザー 結婚 お金」と検索すると、「金目当て」「やめとけ」みたいな言葉がたくさん出てきます。正直、その全部に賛成はしません。でも、「お金がかかる」という一点だけは、僕も認めます。そこを見ないふりをして「愛があればなんとかなる」と言うのは、むしろ彼女にも子どもにも無責任だと思うからです。
大事なのは、「かかる」を認めた上で、じゃあどう備えるかに頭を切り替えること。ここから先は、その話です。
「お金が不安」の正体は、漠然としていることだった
認めたとはいえ、最初の僕の不安は、とにかくぼんやりしていました。
「お金がかかる」——でも、じゃあ具体的にいくら足りないのか。それが自分でもわかっていない。この「金額がわからないまま不安だけがある」状態が、一番きつかった。怖いから考えたくない、でも考えないともっと怖い、という悪循環です。
だから最初にやったのは、根性論でも我慢でもなく、「不安を数字に変換する」ことでした。
やったこと①:家計を「見える化」したら、情けない現実が見えた
まず、家計簿アプリで支出を全部記録しました。銀行口座と証券口座を連携させて、お金の流れを自動で見えるようにするやつです。
そこで突きつけられたのが、自分の情けなさでした。
正直に書きます。僕は、無駄な出費が多くて、貯金がなかなか残せていませんでした。なんとなくのコンビニ、なんとなくのサブスク、なんとなくの飲み。一つひとつは小さいけど、可視化してみると「これ全部、家族のために回せたお金だよな」と、けっこう落ち込みました。
でも、この落ち込みは意味のある落ち込みでした。「なんとなくお金がない」から「どこに無駄があるか、はっきりわかった」に変わったからです。正体不明の不安が、対策できる課題に変わった瞬間でした。
不安の多くは、「わからないこと」から生まれます。数字にして眺めると、その半分は「思ったよりなんとかなる」ことで、もう半分は「自分の悪い習慣」でした。どちらも、向き合える対象です。
やったこと②:「今のお金」と「将来のお金」を分けて考えた
お金の不安がごちゃつくのは、「今の生活費」と「将来の備え」を一緒くたにしているからだと気づきました。この2つは、性質がまったく違います。
今の生活費は、彼女との分担をどうするかの話。うちが実際どうしているかは、こちらに詳しく書きました。→ シングルマザーの彼女との生活費、どう分担してる?【実際のルール公開】
結論だけ言うと、「全部男が出す」でも「完全に割り勘」でもなく、お互いの収入に応じて無理のない形に落ち着かせました。旅行みたいな大きめの出費の考え方は、こちらの記事にも書いています。
そして将来の備え。ここが、僕がいちばん時間をかけたところです。
やったこと③:将来の不安には「仕組み」で答えを出した
「子どもの教育費」「もしものときの備え」「自分たちの老後」。将来の不安は挙げればキリがありません。でも、これも一つずつ数字にして、「毎月いくら積み立てれば届くのか」という問いに変えると、途端に扱いやすくなります。
やったのは、お金を大きく3つに分けて管理する、シンプルな方法です。
1つ目は、生活防衛のための現金。何かあったときにすぐ動かせるお金を、まず一定額まで貯める。「最悪でも、しばらくは食べていける」という安心感は、家族を持つ覚悟の土台になりました。
2つ目は、コツコツ続ける積立投資。教育費や老後みたいな「遠い将来のお金」は、毎月一定額を全世界の株式に分散する形で、時間をかけて育てる方針にしました。少額でも、早く始めて長く続けるほど有利になる。子どもが小さい今から始められるのは、むしろ強みだと思っています。
3つ目は、配当をくれる株。将来的に「働かなくても少しずつお金が入ってくる仕組み」を育てておくと、心の余裕が段違いです。
——ここで、僕がなぜここまでするのか、正直な理由を書かせてください。
僕がお金を整えるのは、大金持ちになりたいからじゃない
僕がお金と真剣に向き合っているのは、お金持ちになりたいからではありません。家族との時間を増やしたいからです。
今、僕は平日はほぼ毎日残業続きで、子どもや彼女と過ごす時間がまったく取れていません。これが、いちばんつらい。お金の不安を消すために働けば働くほど、いちばん守りたかった「家族との時間」が削られていく。この矛盾に、正直ずっとモヤモヤしていました。
だからこそ、「お金の仕組みを先に作っておく」ことに意味があると思っています。今すぐ残業を減らせなくても、将来「働く量を選べる自分」になっておけば、いつか家族との時間を取り戻せる。僕にとって投資も貯金も、目的はそこです。お金は目的じゃなくて、家族と過ごす時間を買い戻すための手段なんです。
大金持ちを目指しているわけじゃない。目指しているのは、「お金の不安に振り回されず、家族との時間を大事にできる状態」。ただそれだけです。
お金の不安と向き合って、気づいたこと
正直に言うと、お金の不安がゼロになることはありません。今も、ふとした瞬間に「本当に大丈夫かな」と思うし、無駄遣いしてしまう自分に幻滅することもあります。
でも、「わからないから怖い」から「わかった上で、手を打っている」に変わっただけで、不安の質がまるで違うものになりました。前者は身動きが取れないけど、後者は前に進める不安です。
シングルマザーの彼女との結婚は、確かにお金がかかるし、準備も要ります。でもそれは、「乗り越えられない壁」ではなく、「先に見えているだけの、対策できる課題」です。先に見えているぶん、むしろ準備しやすいとすら思います。
お金の不安を理由に、大切な人との将来を諦めてほしくない。認めるべきは認めて、数字にして、分けて、仕組みで答えを出す。それだけで、道はちゃんと見えてきます。
結婚のタイミングそのものについては、「今すぐ」じゃなく子供に認めてもらってからと決めた理由にも考えをまとめています。お金以外の「結婚の不安」が気になる人は、シングルマザーと付き合う男性へ伝えたいこと【総まとめ】から、他の記事もあわせて読んでみてください。
この記事を書いた人
「ゆっぴー」と申します。シングルマザーの彼女と、その子どもと3人で暮らしている30代の会社員です。同じ立場だからこそ分かる悩みや気づきを、正直な体験談として発信しています。
詳しいプロフィールはこちら → ゆっぴーについて