シングルマザーの彼女と、その子どもと3人で暮らしています。毎日は、正直に言って幸せです。

でも、ひとつだけ、ずっと言えていないことがあります。

この生活のことを、自分の親にまだ話していないのです。

同じように「シングルマザーの彼女がいるけれど、親にどう伝えたらいいか分からない」と悩んでいる人は、きっと少なくないはずです。今日は、まだ言えていない当事者として、正直な本音を書いてみます。

なお、シングルマザーとの交際で僕がぶつかってきた悩みは、シングルマザーと付き合う男性へ伝えたいこと【総まとめ】にまとめています。あわせて読んでもらえると、この記事の背景も伝わるはずです。

なぜ、親に言えないのか

理由は、自分でもはっきりしています。反対されるのが怖いのです。

親が反対するとしたら、たぶん二つのことを言うだろうと想像しています。ひとつは、彼女のこと。もうひとつは、僕自身のこと。

大切な人を、否定されるのが怖い

「子どものいる相手なんて」——そんなふうに、彼女の背景だけで判断されることが、何より怖い。

これは不思議なもので、怒りではないんです。悲しさなんです。

僕にとって彼女は、属性ではなく一人の人です。その人を、会ったこともない段階で「そういう相手」とくくられてしまう。それを想像するだけで、胸のあたりが重くなります。怒って言い返すというより、ただ悲しい。大切な人を悲しい目で見られたくない。その気持ちのほうが強いのだと思います。

「お前が苦労するぞ」と言われるのが怖い

もうひとつは、僕自身を心配する言葉です。「お前が苦労する」「子育ての責任まで背負うのか」。親なら、きっとそう言うでしょう。

ただ、ここははっきりさせておきたい。苦労することは、覚悟しています。

だから本当に怖いのは、心配されること自体ではありません。覚悟はあるのに、それが伝わらないまま、否定だけされることです。僕の中ではもう答えが出ていることを、「分かっていない」という前提で心配される。そのすれ違いが、いちばんしんどい気がしています。

「タイミングが掴めない」の正体

もうひとつ、言えていない理由があります。タイミングです。

いつ言えばいいのか、掴めない。そして自分の中では、なんとなくこう思っています。「彼女との結婚が、きちんと固まってから言おう」と。

形が定まってから、揺るがない状態で伝えたい。中途半端な段階で話して、反対されて、関係まで揺らぐのが怖い。だから「固まってから」。この順番は、自分では自然なものに感じていました。

そもそも「いつ結婚に踏み切るか」については、シングルマザーとの結婚を「今すぐ」じゃなく子供に認めてもらってからと決めた理由で詳しく書きました。親に伝えるタイミングとも深く関わる話です。

でも、その順番には落とし穴があるのかもしれない

ここまで書いて、ひとつ気づいたことがあります。

「結婚が固まってから言う」というのは、裏を返せば、親にとっては事後報告になるということです。すべてが決まったあとで知らされる側は、心の準備をする時間を持てません。反対する隙もないかわりに、受け入れる隙もない。

親が反対するのは、多くの場合、相手が嫌いだからではなく、知らないから、そして急だからです。早めに、少しずつ伝えていれば、反対は「心配」のまま時間をかけて溶けていったかもしれない。固まるまで待つほど、その”溶ける時間”を自分で削ってしまっているのかもしれない。

——と、頭では分かっています。分かっていても、まだ怖い。だからこれは、自分自身への宿題でもあります。

それでも、伝えたいと思う理由

ここまで「怖い」ばかり書いてきましたが、そもそも、どうでもいい相手のことなら悩みません。悩むのは、本気だからです。

3人での生活は、幸せです。

昨日も、子どもが寝る前に「本を読んでほしい」と、僕に言ってくれました。血のつながらない僕に、当たり前のようにそう言ってくれる。その一言だけで、この生活を守りたいと心から思えます。

とても大切な存在だから。だから、いつかはちゃんと、自分の親にも伝えたい。怖いけれど、逃げ続けるつもりはありません。

同じ立場のあなたへ

もし今、あなたも同じように「親に言えない」まま立ち止まっているなら。怖いのは、あなたが真剣だからです。どうでもいい相手なら、怖くなんてありません。

僕もまだ答えを出せていません。でも、「固まってから」と先延ばしにするほど事後報告に近づく、ということだけは、お互い頭の片隅に置いておきたいと思います。完璧なタイミングを待つより、少しずつ地ならしをしていくほうが、いつか本当に伝えるときの助けになるのかもしれません。

「伝える」の前段階として、そもそも彼女を親に紹介できずにいる悩みは、シングルマザーの彼女を親にまだ紹介できない|反対されそうで言い出せない僕の本音にも正直に書いています。

怖さと本気は、いつも隣り合わせです。その怖さは、あなたの本気の裏返しなのだと思います。

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この記事を書いた人

「ゆっぴー」と申します。シングルマザーの彼女と、その子どもと3人で暮らしている30代の会社員です。同じ立場だからこそ分かる悩みや気づきを、正直な体験談として発信しています。

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